Streaming with Apache Kafka

リアルタイムの分散型データ・ストリーミング・パイプラインを構築できるフルマネージドのKafkaサービスです。オープン・ソースのApache Kafkaと100%互換性のあるコスト効率の高い方法で、1分あたり数百万件のイベントを収集、処理、保存、移動できます。

OCI Stream with Apache Kafka(5:46)

OCI Streaming with Apache Kafkaを使う理由

Oracle Cloud Infrastructure (OCI)でフルマネージド、高スループット、低レイテンシのApache Kafkaイベント・ストリーミング・プラットフォームを活用します。

フルマネージド

Apache Kafkaのサービス

100%

Apache Kafkaとの互換性

99.9%

可用性SLA

コスト効率

シンプルかつユーザーフレンドリーな価格設定と、より優れたコストパフォーマンス

安全

保存中および転送中のデータは暗号化され、OCI Key Management Serviceと統合されています。

オープン・ソース・エコシステム

Apache Kafka向けに構築されたすべてのオープン・ソース・ツールおよびコネクタを、すぐに利用可能な状態でサポート

OCI Streaming with Apache Kafkaのユースケース

  • チェンジ・データ・キャプチャ(CDC)

    Kafkaは、データベースからダウンストリーム・システムへのリアルタイム・データ変更を効率的にストリーミングすることで、CDCを促進し、アプリケーション全体で即座の処理と統合を可能にします。

  • メトリックおよびログの取り込み

    Kafkaは、さまざまなサーバーからのログを単一のフィードに統合し、ダウンストリーム・アプリケーションによるさらなる分析のための標準化された形式に変換します。

  • リアルタイム分析

    Kafkaは、リアルタイムなインサイト、異常検出、予測分析のために、継続的なデータ・ストリームを処理して分析します。

  • Web/モバイル・アクティビティ・データの追跡

    Kafkaは、ユーザー・アクティビティのリアルタイム処理と監視を行うためや、オフライン処理とレポート作成用にデータ・ウェアハウジング・システムへのロードを行うための、ユーザー・アクティビティ追跡パイプラインの構築を支援します。

OCI Streaming with Apache Kafkaの仕組み

OCI Streaming with Apache Kafkaの一般的なユースケースには、複数のソースから大量のログ・データを集計および分析して即時にインサイトを得るなど、リアルタイムのストリーミング・データの処理および分析が挙げられます。

このアーキテクチャは、OCI Streaming with Kafkaの取り込みから最終的な保存と分析までのデータ・フローを示しています。これにより、シームレスなリアルタイムのデータ処理と分析が可能になります。


OCI Streaming with Apache Kafkaの仕組みの図と説明を以下に示します

この図は、Apache Kafkaを使用したOCIストリーミングの概要で、データ取り込みからユースケースまでのフローを示しています。

  1. データ取込み:データは、メッセージング・プラットフォーム、Webアクティビティの追跡、指標およびログ、変更データの取得、IoTデバイスなどのソースから取り込まれ、ソースKafkaコネクタを使用してKafkaに供給されます。
  2. OCI Streaming with Apache Kafka:
    • フルマネージド:スケーリングやコンプライアンスなど、Kafkaクラスタの管理は自動化されています。
    • 100%の互換性:Kafkaアプリケーションは、コードを変更することなく簡単にOCIに移植できます。
    • コスト効率:従量課金制の価格設定は、コンピュートとストレージの使用量に基づいています。
  3. ユースケース:処理されたデータは、ユーザー行動分析、需要予測、不正検出、取引異常検出、ヘルスケア分析に使用され、意思決定に向けたリアルタイムのインサイトを提供します。

OCI Streaming with Apache Kafkaを使い始める

20以上のAlways Freeクラウド・サービスを30日間の試用版で試す

オラクルは、Autonomous AI Database、Arm Compute、Storageなどの一部のサービスについて時間制限のない無償枠を設けています。また、その他のクラウド・サービスをお試しいただけるよう、300米ドル分の無償クレジットもご用意しています。詳細をご確認のうえ、今すぐ無料アカウントにご登録ください。

  • Oracle Cloud Free Tierの内容

    • 2つのAutonomous AI Database、それぞれ20GB
    • AMDおよびArm Compute VM
    • 200GBの合計ブロック・ストレージ
    • 10GBのオブジェクト・ストレージ
    • 10TBのアウトバウンド・データ転送/月
    • 10以上のAlways Freeサービス
    • 300ドルの無料クレジットが30日間提供

営業へのお問い合わせ

Oracle Cloud Infrastructureの詳細にご関心をお持ちの場合は、当社のエキスパートにお問い合わせください。

  • 次のような質問に回答します。

    • OCIで最適に動作するワークロードは何ですか?
    • オラクルへの投資全体を最大限に活用するには、どうすればよいですか?
    • OCIは、他のクラウド・コンピューティング・プロバイダーと比較して、どうですか?
    • OCIはIaaSPaaSの目標をどのようにサポートできますか?